ある日突然母親がガンになったオタクの話

このブログは社会人女オタクが、ある日突然母の舌ガン発覚というとんでもイベントに立ち向かう羽目になった日々の記録です

イベントフラグは立っていた話

母は舌ガン、現在の見立てではフェーズ2というところだそうです。

舌癌というのは転移しやすく、たやすくフェーズ(危険度の目安ですね)が上がっていくそうです。

このまま処置しなければ一年もたない、と言われました。

突然の死の宣告!!!!!

この日の話は後程。


さて。

ある日舌ガン発覚といっても、勿論その前に何か予兆があるから病院に行き、そして検査を経て発覚しました。

母の場合は下の表面に謎の出来物がありました。

しかもデカイ。

「ご飯が食べづらい」と言い、

「なんか口内炎みたいなのがあって痛いんだよね」

と言われて見せられた時には多分、2センチくらいのサイズの腫瘍が出来ていたと思います。


そりゃ食べづらかろうよ

ていうか、それ絶対口内炎では何かだろ


素人でもそれくらい思えるほどの「何か」でした。


それが確か、発覚の2週間か20日くらい前だったと思います。

あらまあ、くらいに返しといて軽く検索したんですが


口の中 できもの 痛い 


という検索ワードの上位結果は『舌ガン』でした。


オイ、マジか


語彙力の問題かもしれませんが、この時他に浮かんだ言葉は無かったと思います。

家族がガン(無いし他のいわゆる三大疾病)かもしれない。

という状況で、人は瞬間的にどのような言葉を思うのか知りたいです。

「マジか」と大体同じだと思うのですがどうでしょう?


無論、本人も普通に愚痴ってきますが一応、病院には行っていたようで。

「大学病院の紹介状を渡されたので、行かなきゃいけないんだよね」と明かされました。


大学病院の紹介状とか言ってる時点でただ事では無いし、早よ行けよ!!


と、勿論思いましたが、なんと時期はお盆目前。

そして担当医の曜日があるとか、車で行くのに父の仕事の休みの都合が云々とかで、行くのは8月の半ばを予定してると言いました。

その時点で、86日頃だったかと思います。

明日にでも行って欲しかったですが、本人が意地でも予定を動かす気なかったのと、あまり口を出すと怒り出すので、その時は内心気にかけつつも、そっとしておきました。



この行動を死ぬほど後悔するタイプの方は、この時点で無理矢理にでも病院に行かせるべきです。

私もまあ後悔してなくはないですが、過ぎたことはもう仕方ないと思っています。

時間は戻せないので。