ある日突然母親がガンになったオタクの話

このブログは社会人女オタクが、ある日突然母の舌ガン発覚というとんでもイベントに立ち向かう羽目になった日々の記録です

地蔵様にお参りした話

病院での説明が土曜で、先々のスケジュールがなんとなく見えると社会人として気になるのは有給休暇取得問題だと思います。

月曜まで悶々としているのも嫌なので日曜ですが会社に赴き確認したところ、約一ヶ月の営業日分くらいはありました。

まあ正直少ねえなと思ったんですが、普通に使っちゃっててこれなので残ってる方なのかもしれません。

なんとかやりくりする算段を立てつつ、巣鴨に向かいました。



巣鴨といえば、とげぬき地蔵

お御影をいただきに行く任務が発生したのです。

前日、母が伯母と電話をしていた際に、

「お地蔵様持って行きなさいよ。無いなら買って」

という話をしていたので、代わりに行くことになりました。

とげぬき地蔵のお御影、私は不勉強なので詳しく知らなかったのですが、有名なんですね。

正直個人的にはこんな時ばかり神様やら地蔵様に頼るのもどうかなと思いもするんですが、お地蔵様のお御影で本人と周囲の気が休まるなら別にいいか、とも思いました。

これが怪しげな新興宗教系だったら絶対行きませんけど!!



そんなわけでとげぬき地蔵行って来たんですが、まず灼熱の巣鴨で軽く迷子ですよね。

なんとかたどり着き、ご参拝。

ここぞとばかりに祈りましたよ。たとえ都合がいいと思われようとも!

お御影をいただいた際、最後にお坊様が手を合わせてくださったのが、なんだか嬉しかったです。


この時点で母が癌でとかは周囲の友人や会社には詳しく話しておらず、愚痴をこぼすのもなと思っているので、今後もあまり話すつもりはないので、いわゆる「一人で抱え込みがちな状態」なんだと思いますが、お坊様が寄り添ってくれたような気がしてほっとしました。

ありがたや。

漫画「鬼灯の冷徹」のお地蔵様回をなんとなく思い出しましたね。

こうして信仰されてったんだろうなあとか思ったり思わなかったり。



後日談ですが、お御影買ったからねと誰も伯母に連絡しなかったばっかりに、山形に住んでいる伯母からお御影のお裾分けが来てしまいましたww

ついでに私宛へもお手紙をいただき、「何かあったらいつでも相談してね」というメッセージに思ったことは、駅で売ってるお土産用の芋煮パウチとか送ってくれないかなーだったんですけど、さすがに言えてません。

ご家庭の味の方が美味しいんですけど、芋煮パウチでも多分美味しいはず。